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話題の新型車を賢く買う方法、教えます。
レクサス LS460

トヨタの立ち上げた上級ブランド、「レクサス」のフラッグシップモデルがLSだ。
エンジンはV型8気筒の4600ccを搭載し、メルセデス・ベンツ《Sクラス》、BMW《7シリーズ》といった欧州の強豪上級モデルがライバルになる。
国内版のレクサスは2005年に立ち上げられ、その主力に据えるべく エンジンからプラットフォームまで、あらゆる部分を新開発とした。価格設定も本格的で、LS460の標準仕様が770万円。 従来型とも言える《セルシオ》の「C仕様」に比べて、100万円以上のアップになる。

◆本文:渡辺陽一郎 ◆データ協力:ガリバー自動車流通研究所 ◆総合ディレクション:佐藤 誠(from ガリバー自動車流通研究所)

知の巻:LS460が人気の理由

JAPANパワーが得意とするのは「電子制御」の各種プログラム!!
ベンツやBMWとは違った魅力を打ち出せるのは、まさにこの分野。
レクサス LS460
リセールバリュー:58%〜64%

 LSのリセールバリューは極めて高い。3年後の下取り査定額は、新車時の58〜64%程度と予測される。レクサスは“値引きゼロ”が前提で、認定中古車制度も発足。これらの方策によって値崩れを防ぎ、リセールバリューを維持する。
 LS460の「標準仕様」は価格が770万円。3年後の査定額が64%だとすれば、493万円で売却できる。つまり3年間の値落ちはたったの277万円だ。
 しかもLS460では、標準仕様にもHDDナビが標準装着される。以前の《セルシオ》C仕様ではカーナビがオプション設定だったから、標準装着を加味しただけでも実質的な価格差は60万円くらいに縮まるワケ。横滑り防止装置の「VSC」を進化させた「VDIM」などの標準装着も踏まえると、内外装の質感や走行安定性の違いを考慮に入れなくても、《セルシオ》C仕様との価格差は30万円程度。ほとんど値上げを行っていないことになる。LSにはセルシオからの代替えユーザーが多いが、それもナットクのできる話だ。

 《LS460》のライバル車は、メルセデス・ベンツの《Sクラス》やBMWの《7シリーズ》。ただし、これらのライバル車は長年に渡って高級車を造り続け、その間に蓄積されたノウハウも膨大だ。それが優れた走行性能や乗り心地を実現し、高いブランドを築き上げたのである。同じ条件で競い合ったのでは、レクサスが太刀打ちできるモノではないだろう。
 それに対抗するレクサスのフラッグシップモデル《LS460》では、日本車が得意とする先進装備を満載させている。電子制御の各種メカニズムは、以前から日本車の得意分野。これを高度に充実させれば、メルセデス・ベンツやBMWとは違った魅力を打ち出すことができる。
 その内容は多岐にわたるが、最も注目されるのは全ての車速をカバーできる「クルーズコントロール」だ。先行車と一定の車間距離を保って速度を自動調節する点は従来のタイプと同じだが、《LS460》では速度を下げていくと自動停止まで行う。そのまま放っておいても制御は解除されず、停止状態を維持。ドライバーがスイッチを操作したりアクセルを踏んだりすれば、再び発進する仕組みだ。
 この機能は「プリクラッシュセーフティー」のメカニズムとも連係しており、追突の危険を察知すると自動的にブレーキをかけたりする。
 その他にも超音波センサーを使って自動的な車庫入れ機能を向上させた進化型の「インテリジェントパーキングアシスト」、追突される危険を感知するとハザードランプやヘッドレストの位置調節を自動的に行う「後方プリクラッシュセーフティーシステム」、「前方プリクラッシュセーフティーシステム」の歩行者検知機能など、先進装備を豊富に設定した。
 つまり、他の車種では得ることのできない装備を持つことが、LS460の最も大きな選択理由になるだろう。

レクサス LS460

SPECIFICATIONS

[代表グレード: LS460]
■ 全長×全幅×全高: 5030×1875×1465(mm)
■ エンジン型式:1UR-FSE
■ 排気量:4608(cc)
■ 最大出力:385(ps)
■ 最大トルク:51.0(kg-m)
■ 燃費:9.1(km/l)
■ 定員:5(人)

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比の巻:ライバルとの比較

メルセデス・ベンツでの車格的なライバルはSクラスだが、価格的にはEクラス
BMWでのライバルは7シリーズだが、不人気のためリセールは望めず…。

VS メルセデス・ベンツ Sクラス

メルセデス・ベンツ Sクラス
リセールバリュー:54%〜58%

 レクサスLSのライバル車として筆頭に挙げられるのが、メルセデス・ベンツの《Sクラス》。LS同様、V型8気筒エンジンをメインに搭載する。ただし国内の販売価格を見ると、LSに相当するメルセデス・ベンツは、実は《Eクラス》だったりする。
 《Sクラス》の価格は6気筒モデルの《S350》でも987万円で、中心的な《S500》が1260万円。最上級の《S600L》となれば1900.5万円に達する。ライバル車との比較でも、LSの価格設定は割安感があるのだ。
 さてSクラスのリセールバリューだが、3年後の下取り査定額は新車時の54〜58%と予測される。一般的に中古車を買いたいユーザーが想定する価格は、輸入車でも300万円以下、高くても500万円くらいが上限だ。従ってSクラスのようなクルマは不利になるが、さすがにメルセデス・ベンツとあって600万円以上でも売却できる。

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VS BMW 7シリーズ

BMW 7シリーズ
リセールバリュー:33%〜35%

 BMWのラインアップとしては、7シリーズがLSのライバルになる。最も安価な《740i》が915万円、最上級の《760Li》が1745万円で、中心的なグレードは1115万円の《750i》だ。
 リセールバリューは率直に言ってあまり良くない。3年後の下取り査定額は新車時の33〜35%という予測で、ほぼ最低ランクに近いレベルだ。そこまで条件が良くない理由は、7シリーズ自身の人気にある。メルセデス・ベンツと違ってBMWは“スポーティーセダン”のブランドで、人気が高いモデルもミドルサイズの《3シリーズ》や6気筒を中心にした《5シリーズ》。BMWではこのクラスのイメージが強く、大柄で高価な《7シリーズ》はどうしても不利になる。また、フロントマスクのデザインが不評なことも一因として挙げられるだろう。
 ただし、8気筒モデルのリセールバリューが不利になるのはBMWだけではない。アウディの《A8》も人気は伸び悩んでいる。

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選の巻:オススメ乗り換えプラン

“贅の限りを尽くした高級車”、どこを取っても最高品質のクルマレクサスLS!!
先代セルシオから中古車市場でも人気が高く、リセールバリューに期待ができるクルマ!
オススメグレード
versionU Ipackage(\9,650,000) ★★★★★
オススメオプション
“マークレビンソン”
リファンレンスサウンドシステム
+リヤシートエンターテイメントシステム
+地上デジタルテレビアンテナ(¥598,500)
★★★★★
オススメボディカラー
ホワイトパールクリスタルシャイン
ブラック
★★★★★
合計 オススメオプションを装着した場合の
リセールバリュー
\10,248,500 60%〜65%
ガリバー自動車流通研究所所長

ガリバー自動車流通研究所
鈴木詳一 所長


 待望のレクサス基幹モデルのLSは先進の安全性や走行性能に加え、質感の高いインテリアを採用するなど“贅の限りを尽くした高級車”です。レクサスといえば世界各国の調査で高い満足度が提供され、品質トラブルも少ないことで有名ですね。すなわちどこを取っても最高品質のクルマになっているということです。
 先代のセルシオ時代から中古車市場でも人気が高く、高いリセールバリューを維持してきました。そのため、このLSも高いリセールバリューが期待でき、人気色・人気オプションの装着によっては予想以上の買い取りが可能と言えます。高級車はコスト的に不利になり易いですが、高いリセールバリューのおかげでオススメできるクルマとなっています。

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